こんばんは!
トレーナーの宮本です☺




今回のテーマはこちら!


【怪我予防の"プリハブ"】バスケットボール編



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前回のブログでは、怪我予防効果のある「プリハブ」について簡単にご紹介していますので、まだ見られていない方はぜひご一読ください(^^)

http://medifiti-cl.blog.jp/preview/edit/8545281abcfb4d669f8d2797001b2a41





バスケットボールを行う上で、



日頃から予防していきたい「怪我」と「プリハブ:怪我予防エクササイズ」をセットでご紹介していきます!








まず考えていきたいのが、



バスケットボールではどのような怪我が起こるのでしょうか?



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それはバスケットボールの競技特性を考えると見えてきます。





「短いダッシュ→ストップ→短いダッシュ→方向転換(切り返し)」



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素早い動きの中で加速・減速を何度も繰り返すことが特徴の一つです。





では、具体的な怪我についても触れていきましょう。






発生率の高い怪我 は、



■ 足首の捻挫
※特に内反捻挫(内側にひねる)



【発生機序】

切り返し・ジャンプ着地などの際に、足首をひねる。(人の骨格上、特に内側にひねることが多い)


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【症状】


・外くるぶし付近の靭帯を痛めることが多い

・炎症(腫れ、痛み)

・足首の不安定性


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【 予防エクササイズ(プリハブ) 】



・ヒールレイズ(つま先立ち)


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①母趾球(ぼしきゅう)で地面を踏むイメージで、かかとを上げていきます!



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② ゆっくりとかかとを下ろします。

☆ ①と②を10〜20回ほど運動前に実施しましょう!


< ポイント >

・写真のように、小指側へ体重が乗り過ぎるのはNGです。母趾球(ぼしきゅう)へ体重を乗せ、まっすぐ上げましょう!

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↑ 小指側へ体重が乗りすぎている状態。






次に、重症度の高い怪我 です。



■ ひざ前十字靭帯損傷



【発生機序】

切り返し・ジャンプ着地などの際に、ひざをひねり受傷。


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【 症状 】


・膝が抜ける、ゆるい感覚(関節不安定性)

・炎症(腫れ、痛み)

復帰には、半年〜8ヶ月程度かかる場合が多い

☆ 受傷直後も歩けることはありますが、二次的に半月板や軟骨を痛める可能性があるため、しっかりと治療・リハビリを受けることが必須です。




 
【 予防エクササイズ(プリハブ) 】


・片脚スクワット

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① 片脚立ちからお尻を後方へ引くイメージで、重心を下げましょう。
(この時、お尻・太もも裏の伸張感を感じられると◎)




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② 足裏で地面を押しながら、身体を起こします。


< ポイント >


・股関節を動かす意識(お尻を後方へ引くイメージ)。

・股関節、ひざ、つま先を一直線で行う意識。

・足裏は全体で地面を捉える。


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↑ 股関節・ひざ・つま先が一直線にコントロールできていないので❌





以上が、バスケットボールに多い怪我・重症化しやすい怪我の予防法になります。





怪我で苦しむ人が少しでも減ってくれるよう。

怪我をしてから後悔しないように、運動前の「ちょっとひと手間」を大切にしていきましょう(^^)